店長は大学生~ピンク色のタピオカ屋~

早く新潟から出たい!新潟では何もできない、、。何をすればいいのか分からない、、。
そう思っている人も多いのではないでしょうか?

ここでは、夢や目的を持って頑張っている新潟の学生を紹介していきます!そんな学生たちの話から、自分が一歩踏み出すヒントをもらいましょう!

第一回目に紹介するのは、新潟大学経済学部経済学科3年の大山浩貴さんです。
皆さん、新潟大学の近くにある、まっピンクの建物を知っていますか?cafe She というタピオカ店なのですが、実は店長を大山さんがしています!なぜ起業をしようと思ったのか、cafe Sheを経営するうえで大切にしていることについて聞いてきました!

“興味”を声に出すことで”現実”に

ーータピオカ店を始めるきっかけは何ですか?

シリコンバレーで働いている人に起業に興味があることを話したら、実際にやってみなよと言われたことがきっかけですね。シリコンバレーには、新潟大学のプログラムで1年生の1月に行きました。やってみなよと言われても、何をすればいいか分からなかったのですが、起業の中でも比較的始めやすい飲食店をやってみようかなと思いました。そこで、「カフェを大学の近くに立てたい」と大人の人に言っていたら、意外とすぐに支援してくれる人が見つかって。普通の学生は資金も人脈もない中、たくさん声に出して言う、それだけで支援してくれる人が見つかって、本当に運が良かったなと思います。

ーー支援してくれる大人の人とはどこで知り合ったのですか?

当時、新潟の大学生と若手起業家が交流する機会を作る団体に所属していて、そこで知り合いましたね。

ーーいつから起業に興味をもっていたのですか?

ゼミ選びのときですね。大学に入ったときは起業のことは考えていませんでした。大学生活の最初の方は授業もつまんないし、サークルで遊んでいるだけであまり充実していませんでした。そこで、ゼミ選びが変わり目い、いろんな人に話を聞きました。その時に出会った先輩が、父が会社を経営していて自分も将来起業をしたいと言っていました。それを聞いて、かっこいいなと思ったんです。自分もそういう風になりたいなと思いました。ほかにもいろいろ話を聞いて、アントレプレナーシップや起業について学べる伊藤ゼミに決めました。

大山さんが店長を務めるcafe She
ーーシリコンバレーに行きたいと思ったきっかけは何ですか?

いろんな本を読んでいても、“シリコンバレーが一番すごい”、“なぜシリコンバレーはあんなにすごいのか”みたいなことばかり書かれていて、それで実際に行きたいなと思いましたね。

ーー本を読むのは好きで以前から読んでいたのですか?

はい。めちゃくちゃたくさん読んでいました。 最初はホリエモン(堀江貴文さん)、落合陽一さん、キングコング西野亮廣さんとかを読んでいましたね。大学1年生のときから読んでいました。小説よりもビジネス本とか自己啓発本をよく読んでいて、本が友達とまではいかないけど、めっちゃ読んでいましたね。今は実際に知識がほしいので、ビジネス本や自己啓発本は読んでいません。1年生のときは“本を読みたい”という思いから、面白そうな本を探していました。でも今は知識が欲しいから本を読んでいます。例えば飲食店を経営したいから、経営系の本を読む。イベントのビラを作るためにデザインの本を読む、という感じですね。

ーー大学に行きながらタピオカ店を経営していて忙しそうですが、本を読む時間も確保しているんですね。

本を読む時間を確保というよりは、本が無いと、知識を得られないので読んでいますね。知識を得るのは人か本からだと思っています。

大山さんがcafe She を経営するうえで参考にしている本です

早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け

ーー2019年の9月にお店を始めてからずっと順調だったのですか?

いや、始めてからどんどん従業員の環境が悪くなっていきましたね。冬だったから売り上げも下がるし、人件費をカットするためにワンオペ(一人でお店を回してもらうこと)にしました。一人で寒い中接客をすることになったので従業員のモチベーションもさらに下がりました。飲食店はお客さんと対面する機会が多いので接客がとても大切なんです。だから従業員のモチベーションが低くて活気が無いお店にお客さんは来ません。そして売り上げは上がらない、みんなの不満も溜まってお店は最悪な状況でした。

ーーどうやってその状況を立て直したのですか?

一番大きいのは、従業員の声を聞き始めたことですね。それまでは自分一人でガンガン進めようとしていましたが、週に1回ミーティングをしてみんなで話し合うことにしました。営業時間を半分にして、ワンオペを辞め二人体制でお店を回し始めました。ミーティングでは目的や目標、それを達成するためにどう行動するかを決めています。また俺の問題点として、自分にビジョンが無いことに気が付きました。 卒業までに店舗化するなど、叶う叶わないではなく夢を持ち、みんなに伝えていきました。 春休みからこのような体制にしたことで従業員のモチベーションも上がり、雰囲気も良くなりました。

従業員の、みなさんとの写真
ーーどのようなビジョンを掲げているのですか?

2年以内にテナントを借りた店舗化を目指す、バイトに行きたいと思うような楽しい環境を作る、ということですね。従業員が楽しく働いていたらお客さんも楽しい気持ちになると思っています。「売り上げを上げよう」と思って上げるのではなく、楽しい環境があれば自然に上がっていくと思います。最初は売り上げを増やすことしか考えていませんでしたが、途中でそうじゃないなと思いました。また、たとえバイトでもそこに自分の居場所が無かったり、楽しくなかったりすると行きたくないと思うんです。

ーー大山さんが大切にしている言葉はありますか?

アフリカのことわざらしいんですけど、「早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け。」という言葉ですね。そんなん当たり前じゃんって思っていましたが、実際は自分が周りを気にせず勝手に進めてしまっていて。でも今行っているcafe Sheの経営を自分一人で全部行うのは無理ってことに気がついたんですよね。

自分の人生を生きよう

ーー主体的に行動することの魅力は何だと思いますか?

協力してくれる人を見つけられることですね。また、受動的だと人に使われて終わってしまうと思います。例えば社会人になって、上司に言われたことだけをただこなしていたら、そこに自分でやりがいを見出せないのではないかなと。自分の頭で考えていないから他人の人生を生きているというか、周りに合わせてしまうと思うんです。周りに合わせて行うことは、別に自分じゃなくてもできるわけで。自分を持つという意味で主体的に行動することは大切だと思います。

ーー今後cafe Sheをどのようにしていきたいですか?

現在はコンテナの店舗で行っているのでテナントを借りたいですね。新潟に出店するなら万代で、地元である郡山の都市部とかも考えています。テイクアウト形式だけどインスタ映えができる飲食スペースが少しあるようなお店にしたいです。また、地域を活性化するお店を作りたいですね。現在新潟には、はやりのお店があまり無いし、東京から来るのも遅いので、これからもはやりの商品を売りつつ、イベントで周りを巻き込んで地域を活性化させたいです。新潟はつまらないから東京に行くんじゃなくて、新潟にも面白いとこあるじゃんって、より多くの人が地域を活性化しようという思いを持ってくれたら嬉しいです。

ーー大山さん自身としては今後どうしていきたいですか?

就職よりも起業したりする方に惹かれますね。要は仕事があれば生きていけると思うので、そっちの方が楽しいのかなと思っています。就職したら仲間とか先輩がいたり、様々な知識もつくと思いますが、それよりももっとリスキーで主体性が試される場にやりがいを感じます。安全・安心・安定を指す“3つの安”という言葉があって、「“安”っていう字は“安い”とも言うので、3つの安は安い人生だ」というのを見て、確かになと思いました。20代30代の若いうちにたくさんチャレンジをして、失敗しても全然いいと思っています。挑戦と失敗を繰り返して、世の中のために自分ができることを増やしたいと思っています。今は小さなことしかできませんが、世の中の課題を捉え、そこで必要なことは何か考え、主体的に動いて解決していきたいです。

ーー最後に大学生に向けてメッセージをお願いします。

自分の経験から言うと、あまり周りに流されないでほしいです。やりたいことが見つかったら怖がらずに、新しい環境に飛び込んで、やりたいことを優先してほしいです。大学4年間って結構何でもできると思っていて、周りに休学している人もいるし、1年ぐらいどうでもいいからやりたいことを優先してほしいです。

最後に、cafe She を本当に盛り上げたいって人がいたら是非入ってきてほしいです!バイトという形じゃなくても、何でも。本当に一緒にやりたいとか、店長をやりたい人でもいいです!最初はもちろんバイトですが 笑。 来る人拒まずって感じなので一緒にやりたいって人がいたら是非気軽に連絡をください。

https://twitter.com/niigata_cgc?s=20

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取材後記

「あんなことしてみたいな~」で終わらずに実際に行動に移し、その夢を実現させてしまう。そして実際にcafe Sheを始めた後もずっと勉強を続けて、改善を繰り返していく。そんな大山さんの原動力は”楽しい”からきているように感じました。

また、「周りに流されず、自分の人生を生きる」という話も印象に残りました。周囲にいろんな活動をしている人がいると焦ってしまいますが、自分が興味あることは何なのか、そこを大切にしたいと思いました。