【学生インタビュー】行動力の根源は“楽しそう!面白そう!” 新潟県立大学 清野桃子さん【後編】

学生インタビューでは、学生の皆さんが日々を過ごす中で感じる楽しさやこだわり、今までの経験から持つ視点等をご紹介します。

今回は、将来のことを考えることが好きだと語る、新潟県立大学清野桃子(せいのももこ)さんにインタビューしました!
清野さんは、外国人の方に日本語学習サービスを提供する「IROHA(イロハ)」を設立しました。

今回、IROHAが作られたきっかけや、清野さんを突き動かすものは何か知りたいと思い、インタビューさせていただきました。

清野さんは高校生の時と大学入学後の2回ほど、留学を経験されています。
清野さんへのインタビュー後編であるこの記事では、清野さんが行った【留学】について焦点をあてています!

清野さんが留学でしたかったこととは、、?

大学入学後の留学はどのような気持ちで行かれましたか?

1度、高校の時にアメリカに2週間行っていました。大学に行ったらもっと長期で留学したいと思っていたので、「早く海外で長い期間生活したい」という気持ちでした。

なにかをしたいとうより、生活をしてみたいという感じだったのですか?

留学でしたかったことという部分においては、私は他の人と一緒のことをするのが嫌なので、何か目標があったほうがいいなと思っていました。そこで、自分の興味があった“日本食”を広めるための活動をたくさんしようと思っていっていました。

それは実際にできましたか?

そのような明確な目標を持っていったので協力してくれる人も多かったです。
例えば、現地の日本人コミュニティーの中の人ととつながって、そのコミュニティーの中でイベントをさせてもらいました。
これはたまたまだったのですが、同じシェアハウスに住んでいた日本人の方が日本食のシェフだったので、その人に協力してもらってイベントやワークショップをしました。

「もう無理」と思った瞬間があった

留学に行く前とそのあとでは清野さん自身に考え方の変化はありましたか?

自分の変化はたくさんあったかもしれません。
ひたすらに動くという事は大事だけどそれだけじゃなくてたまに休まないといけないという事はすごく実感しました。
留学が始まった直後はすごくやる気に満ち溢れていました。
すごい頑張りたいという気持ちが強かったから100%で頑張っていました。
そうしていたら空回りすることが結構あり、それですごく疲れてしまって。休んでみたら協力してくれる人がポンと現れて、自分のしたいことができる環境が整っていきました。

そういうことがあったから頑張ることももちろん大事なんだけど、たまにそのような日々の中に自分の休みを作るということがとても大事なんだと思いました。
未来のことばかり考えて行動するんじゃなくて、今を考えて休む時間をとることも大事なんだと思いました。

どうして100%で動いてる中で少し休もうとなったのですか?

100%で動いていてすごく疲れちゃったというか「もう無理」って思っちゃいました。
なかなか日本食のイベントをさせてもらう機会がなかったことや、自分の英語力が低かったということもあってなかなかうまくいかないことが多かったです。
「もう無理」と思って1週間位何もしなかった時期がありました。その期間があったからその後うまく回っていたと感じました。

休みを設けた瞬間に良い方向に動いてきたのですね!

コロナによる帰国は自己投資のための時間!

桃子さんは新型コロナウイルスのために日本に帰ってきましたよね?

そうですね。

あの時は日本で何をしようという気持ちで帰ってきたのですか?

もともとコロナウイルスがあったから帰ってきたんだけど、コロナウイルスがなかったらオーストラリアの大学で勉強しているはずでした。
「授業がオンラインになっちゃったしまぁいいや」と思って、日本に帰ってきてまずしようと思ったことは、ビジネスの勉強です。起業の勉強をまずしようと思って帰ってきました。

おそらく来年から新潟県立大学を辞めて、オーストラリアの大学に行く予定なのですが、そのための準備の期間だと思っています。自己投資のために「自分のためになることしかしない」と思って帰ってきました。

自己投資の時間、、なるほど、、!

オーストラリアの留学のなかで自分のスキルのなさに気が付きました。
自分の専門性は何もないし、それこそ起業するといっても起業のスキルなんて何もなかったです。
何もなさにめっちゃ打ちのめされたので、次オーストラリアに行くまでのこの1年でそのような部分を埋めようと思って今いろいろやっているという感じです。

本当に尊敬するほどストイックな方なんですね。

将来のことを考えることが好き

ストイックと言われるけど自分ではあまりそう思わないというか、、。

やりたいことをしているという感じですか?

そうですね。
私はすごく将来のことを考えるのが好きだから、自分が将来楽に暮らしているというか、お金をたくさん稼いで楽しい生活をしている想像をしていたら何かできてしまうというか、、。

将来の事はずっと考えてるのですか?

我慢はしていないのですが、もともと裕福な家庭で育ったわけではなくて、もっとお金がある家庭だったらできることがあるんだろうなって思うことが結構ありました。
そのようなこともあって将来は困りたくないなって思っていました。

動けば、良いことでも悪いことでも、何かはわかる

さっきの行動することの素晴らしさの話につながるかもしれませんが、考えているだけの人って結構多いと思います。
もちろん今のままでいいと思っている人には響かないと思いますが、「動きたいな」と思ってて考えているだけの人に言いたい事は「考える前に動け」ということです。

なるほど。

なにもわからないけどやってみれば誰かと繋がれたり、そういう機会に出会えたりします。人に聞いたり本を読んだりということももちろん大事なんだけど、頭の中で考えているだけじゃなくて、それをする前に動いたほうが早いと思います。

桃子さんが動き出す時は、「これしたい!」という気持ちを100%持って動いていますか?

いや、全然そんなことないです。
楽しそう、面白そう!と思って始めます。
わからないけど飛び込んだら、悪いことだろうといいことだろうと何かあるとわかります。

そうですよね。
生温い自分を感じました。
インタビューして本当によかったです。

インタビューは以上になります。ありがとうございました!

ありがとうございました!

編集後記

私は、このインタビュー中に桃子さんがおっしゃっていることに共感しながらも、“考えているだけで動けない”人に自分が該当していると感じていました。そのような自分にとっては、動いた人だから分かることだと考えてしまいます。しかし、その行動力の根源の気持ちが、“100%のやりたい”ではなく、“楽しそう!面白そう!”という
みんなが持っている感情だったので、私はとても励まされました。
この記事が、読んでくださった誰かの動き出すきっかけとなると良いなと感じました。