【学生インタビュー】困っているリーダー集合!!組織を率いる時の心得:新潟大学 梅原鴻佑さん【後編】

学生インタビューでは、学生の皆さんが日々を過ごす中で感じる楽しさやこだわり、今までの経験から持つ視点等をご紹介します。

今回は工芸品に魅了され、0から1を生み出すことに挑戦している、新潟大学工学部4年の梅原鴻佑さんにインタビューしました!

現在梅原さんが行っていることは主に2つあり、1つがCrafteeという衣食住メディアの運営です。こちらには20代男性が衣食住に1つ1つ向き合い、プラスアルファで幸せが享受できるようなヒントが発信されています。

もう一つが伝統工芸品のECサイトの運営です。質の良い物を提供することで20代男性により幸せになってほしい、伝統工芸品の魅力を広めたいという思いで運営されています
伝統工芸品を見たい、買いたい方はこちらからどうぞ

※ECサイト(electronic commerce site)とは、インターネット上で商品を販売するWebサイトのこと。
(ECサイトとは?機能一覧と運用の基礎知識、参考事例まとめ)

2回に渡って紹介しているのですが、後半となる今回の記事では組織活動をするうえで大切にしていること今後の展望についてお聞きしました!

前半の記事では活動を始めたきっかけ梅原さんの行動力に着目しています!

行動が持つ意味を伝えることの大切さ

「Craftee」を運営するうえでのこだわりや、大切にしていることを教えてください。

一緒にチームとしてやっていく中で大切にしていることは、「それぞれがやりたいことができる環境づくり」です。そのうえで、ビジネスに関して僕と同じ目線になってもらうことも日々意識しています。

同じ目線ですか?

はい、メンバーは全くビジネス未経験の方々を集めたので、今後の引き継ぎを意識しています。 僕半年でいなくなるんですよ。半年後は社会人としてこの事業のアドバイザーとなり、プレイヤーではなくなってしまいます。なのでしっかり引き継げるように教えながら、組織を構成している最中です。 その点で、「作業だけ渡さない」ということを一番大切にしていますね。

「作業だけ渡さない」というのは、具体的にはどのようにしているのですか。

僕が戦略を考えて「Twitter何件呟いて」とか「この記事改訂して」とかだと作業になっちゃうんですよね。作業にならないためには、目的をしっかり背景まで伝えてあげることが大切ですね。「これがこういう数値に影響しています。」と伝えることによって自分が価値を出している感覚が得られるんですよね。

そもそも金銭的なメリットがまだ享受しにくい環境下でどうやってこの組織に参加したいと思ってもらえるかという話ですね。やっぱりそれは参加することで”自分が成長している”と実感してもらうことや”世の中に価値を出してる”と思ってもらうことだと思うので、行動の目的をしっかり伝えることは結構意識しています。

伝統工芸「村上木彫堆朱」漆工房じえむさんの色漆皿

確かに、同じことをしていても、目的を意識しているかどうかで結果はだいぶ変わりそうですね。
その他にも何か意識していることはありますか。

そうですね、最後は自分で決めきるということですかね。相手の意見はもちろん尊重するんですけど、やっぱり組織のトップなので決断するという行為は僕が絶対やらなきゃいけないなと思っています。
そこで、嫌われないように決めきるには説明責任がありますよね。腹落ちしてもらう必要があると思っています。そこの言語化っていうのをすごい意識していますね。

なるほど、1つ1つのことに対して、だいぶ深く考えられているんですね。
現在一緒に活動しているメンバーはどうやって募集したのですか?

友達や、Twitterで公募です。
3人が元々友達で、1人が全く面識がない子が来てくれました。その来てくれた子は1年生だったんですけどすごい行動力あるなあと思って、一緒にやりましょうという話になりました。

ゼロからイチを生み出すことの難しさ

活動をしていて大変だなと思うことを教えてください。

やっぱりチャレンジングって言っているだけあって20代男性を集客する、認知してもらうというのがまだ確信を持てていないですね。
どう伝えていくかみたいなところをずっと模索している状態です。
こればっかりはもう商品を出して検証を重ねないと分からないので、軽くヒアリングはするのですが、まだ再現性がないです。

今まで他の人がしてきていないことをするのは、本当に難しいんですね。

そうですね。あと他に困ったことは、僕が半年で主戦力から外れる事ですよね。
企業さんからすると代表が抜けることに関しては不安感を抱かれる方もいらっしゃるので、そこを上手く不安感を抱かせないようにするというのが難しいですし、困っています。なので引き継ぎをしっかりすることを本当に大切にしています。

伝統工芸品で幸せの輪を広げたい!

最後に、今後の目標や夢を教えてください!

「工芸品✖️暮らし」メディアEC を通じて 20代男性のライフサイクル全てに寄り添えるような事業でありたいです。

例えばそれは工芸体験のような遊び先で提供できるかもしれないですし、バイトもライフサイクルの一部だと思っているので、そこでも提供できるかもしれません。工芸品業界は人手が足りていないところもあるので、そこにアルバイトを集客するということですね。
このように、どんどんその20代男性に対してつながりを横に持ち、より幸せを感じてもらえるような存在にしたいなというのがあります。そのためにはまずメディアECの集客の部分をしっかり残り数か月でできるようにしたいなと思っています。

伝統工芸「加茂桐箪笥」茂野タンス店さんの桐小物

20代男性の生活に工芸品が入ることで、無い時に比べてどのように豊かになるとお考えですか。

自己実現できるというのが工芸品がある生活の価値なのかなと思います。

工芸品のある生活が、どのように自己実現に繋がるとお考えですか。

そうですね、ただ安いから買ったコップを毎日使うのと、自分が思いを持って選んだ工芸品のコップを使うのではどちらが幸せ感じますかという話ですね。
ただ美味しい食事をするだけでも幸せですけど、ライフサイクル全てに向き合った時に、継続的に幸せを生み出すのは何なんだろうって考えると、物って残りますし、その物が幸せを感じるものであったら、より幸せになると思うんですね。

なるほど!工芸品を通して日々の生活の在り方を今一度見直すことができそうですね。
今回の取材で今まで分からなかった工芸品の魅力を知ることができました。ありがとうございました。

こちらこそありがとうございました!

「Craftee」  
      ・伝統工芸品を見たい方はこちら【ECサイト】

梅原さん 

取材後記

今回のお話では、”行動の目的や背景を伝える”ということが非常に印象に残りました。
普段自分が義務的に行っていることも、その目的や背景を考えてみると、その行動への意識が変化しそうだなと思いました!
その目的を考えたときに初めてその行為が必要なことかどうかが見えてくるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

新潟大学人文学部。新潟ベースのライターインターン生。"みんなの新潟での可能性をもっと広げたい"という思いから、様々な取材・発信活動に挑戦しています!

hacchanをフォローする
学生インタビュー 新潟大学
シェアする
アイル